おおぐま座と北斗七星
春の空はノンビリトロトロ…
 春と言うにはちょっと遅い季節でしょうか?でも野沢温泉の山々はまだまだ残雪が見えますので、「春」ということでご勘弁を…。
 寒い季節、オリオン座やおおいぬ座などなど、凍てつく寒さの中でギラギラと輝いていた冬の星々…4月5月になって空を仰ぐと、どこか白っぽく感じて気温も決して寒くなく、そんなせいなのか星たちの瞬きもどこかノンビリと感じてしまいますね。
 久々に更新の「星のページ」です。春の星座というと「双子座」や「蟹座」「乙女座」「獅子座」という方が、いいのかもしれませんが、今回は「大熊座」です。特にその中の「北斗七星」について、ちょっとお話をしたいと思います。
 こう書き始めると「えっ?北斗七星って大熊座にあるの」なんて言う人がいるかもしれませんね。大熊座の名前を知っている人はいても、どこにあるのか分からない人の方が多いと思いますが「北斗七星」というと「それなら知ってる」という人が必ずいることでしょう。
 そうなんですね。そのくらい「北斗七星」は超有名な星の並びです。星座の中ではスター中のスターなんです。山口百恵やキャンディーズ何て目じゃありません…アレッ?歳がバレルって?それではウーンと、ヨン様やキムタクなんて目じゃありません。(キムタクの所属するグループ名が出てこない…トホホ)
 「あれっ、北斗七星って独立した星座じゃないの?」なんて言う人がいます。が、北斗七星は大熊座の体の一部なんですね。果たしてどこの部分でしょうか。「前足」「後ろ足」「背中」…「お尻」「尻尾」で「ピンポン!」そうなんです。北斗七星のほとんどは熊のお尻と尻尾だったんです。
これ作るのに半日かかった…
みずがめ座 アンドロメダ座 index main 星トップ お父さんトップ
 こうしてみると、とても熊らしく見えるのですが、北斗七星が立派すぎるのか足と頭の方が熊に見え出すまでにちょっと時間がかかります。ムスキタ(ムシダ)は意味は「鼻面」タリタは「三番目の足」で後ろ足の2本も「一番目の足」「二番目の足」の意味ありです。が、何せ目をこらさないと線がつながりません。北斗七星をたどってがんばってみてください。もっとも実際は上の写真のようには見えません。北西の空高く尻尾を上にして逆さまになってますのであしからず…

 さてさて北斗七星の番ですね。北斗七星は北にある星々ですので、時間をずらせばほとんど一年中見ることができます。ですのでほかの星座や星を探すのに大変便利なのです。たとえばメラク(熊の腰)ドゥーベ(熊の背中)を結んで約5倍をすれば「北極星」が探せます。大熊座が分からなくても北斗七星が確認できたら、早速やってみてくださいね。
 メクレス、アリオトをたどってミザールを見てください。上の写真でも何となく分かるんですが実はすぐ近くに「アルコル」という4(5)等星が見えます。そして望遠鏡を使うとミザールを回るもう一つの連星が見えるのです。アラビア地方では昔兵隊さんの目の検査をミザールとアルコルを使ってやっていたとか。アルコルが見えれば1.0はあるのではないでしょうか。ちなみに私は左目しか確認ができません。

 おおぐま座にも立派はギリシャ神話が残されておりますが、それはまた後ほどということにして、逸話を一つ。大熊座も小熊座(次回に紹介の予定)も実は神様が尻尾を振り回して天に上げたそうです。よく見てください。熊にしては実に尻尾が長いではありませんか。小熊座の尻尾は体に比べ大熊座よりももっと長いのです。熊を天に上げるには尻尾が伸びきるほど振り回さなければならなかったのでしょうね。ご苦労様…
ページトップへ